UE4/UE5でGitHubを使ってバージョン管理をする方法。
おはようございます.こんばんは.
お久しぶりです.
みなみんです.
今回はゲームエンジンのUE4/UE5でGitHubを使ったプロジェクトのバージョン管理の方法を記事にしました.
目次
GitHubとは?
ざっくりと説明すると、
もともとは、ソースコードのバージョン管理ツールであるGitという物があり、
それのリモート版っていう事でしょうか。
本記事で行うUEプロジェクトのバージョン管理はもちろん、ソースコードのバージョン管理を行う事のができるサービスです。
筆者の知っている範囲で、「GitHub」で出来ることは、
の3つでしょうか。
参考サイト
Git・GitHubを利用する為の準備はこの動画や他のサイトに記載されていますので、そちらも参考にすると良いかもしれません。
本記事では、それらの手順はざっくりと解説していきます。
Git・GitHubの環境を準備する
Gitのインストール
上記のサイトからダウンロードします。
そして、ダウンロードしたexeファイルを開いてインストーラに従ってインストールを行います。
幾つか、選択画面が出てくると思いますが、デフォルトのままで良いかと思います。
Git LFSのインストール
Git LFSとは、サイズの大きなファイルをアップロードするためのサービスです。
もし、利用するのであれば、インストールして初期化をする必要があります。
無くてもサービスの利用はできますが、念のため入れておきましょう。
インストールされた「Git Bash」を起動します。CUIアプリなので、コマンドラインウィンドウが起動します。
「git lfs install」と打って、インストールします。
その後、「Git LFS initialized.」と出てくれば完了。
GitHub Desktopのインストール
GitHubをデスクトップ上で利用するためのアプリケーションです。
これも同様に、インストーラの指示に従ってインストールしましょう。
(本編)UE上でGitを使うための準備
UE上でGitによるソースコントロールを設定する
まず、通常通りにUEプロジェクトを作成し、以下のような状態であると前提にしています。
エディタ左上の「ソースコントロール」をクリック。
プロバイダを「Git」、Gitパスを先ほどインストールしたGitのバイナリファイルにします。
(画像を参考に)
必要に応じて「Gitに最初のコミットを行う」にて、コミット名を変更できます。
最後に、「Gitでプロジェクトを初期化」をクリック、設定を承認。
GitHub Desktopでリポジトリを追加する。
先ほどインストールしたGitHub Desktopを起動し、左上のFileから「Add local repository...」をクリック。
フォルダーの選択でUEプロジェクトのフォルダ(.gitignoreの入っているフォルダ)を選択します。
リポジトリの管理方法
ターゲットブランチの変更
「Current Branch」から変更したいブランチを選択します。
変更のコミット
プロジェクトの変更を加えた後,GitHub Desktopの「Description」にて詳細に記入して,「commit to [ブランチ名]」をクリック.
この記事に誤りがあるかもしれません。その辺はご了承ください。
本記事で紹介されている方法・手法はあくまでも個人的なものです。